SEVENTH-DAY ADVENTIST CHURCH

SDAとは

名称の由来

「セブンスデー(Seventh Day)」とは、「第7日」という意味で、聖書にある週の第7日目の安息日を聖なる日として守る教会であることをあらわしています。通常、カレンダーは日曜日から始まっていて、「第7日目」が土曜日です。

旧約聖書の創世記には、神様が6日間で天地を創られ、木々や花々を創られ、生き物を満たし、人間をお創りになったと書かれています。そして、第7日目、神様は全ての創造されたものを見て満足して休まれました。 こうして、その7日目を「聖なる日」とされ、誰もが神様の下で休息を得る日とされたのです。

今、他の多くの教会では、日曜日に礼拝を行っていますが、 私たちの教会では、聖書に基づき、この土曜日を安息日として守り、仕事も学校も休んで、教会で礼拝をしています。
なぜ、日曜日でなく土曜日が安息日なのか?

そして、「アドベンチスト(Adventist)」とは、イエス・キリストの再臨(Advent)を待ち望む人々を意味しています。

今から2000年あまり前、この世にイエス・キリストがお生まれになり、33年半あまり、病める人をいやし、愛の教えを実践されましたが、無実の罪をきせられて十字架にかけられました。 それは、すべての人が滅びずに永遠の命を得るためです。そして、新約聖書の黙示録には、イエス様がもう一度来ると約束されたことが書かれています。

聖書主義

セブンスデー・アドベンチスト教会(以下、「アドベンチスト教会」と略)は、聖書主義に立つキリスト教・プロテスタントの教会です。聖書に示されている神の愛による救いを全人類に伝え、その愛を、人々の必要に応えるさまざまな活動を通して実践しようとしています。

その教えは多くの点において、プロテスタント諸教会と共通しています。 特に宗教改革以来、プロテスタントの教えの中心となっている、聖書を信仰と実践の規準とする立場や、人が救われるのは信仰のみによるという主張はアドベンチスト教会の最も基本的な教えです。

聖書研究ガイド

アドベンチスト教会は3ヶ月ごとにテーマを決めて発行される世界共通の聖書研究ガイドを持ち、聖書を旧約・新約全体にわたってくわしく学んでいます。これにより、教会員は自主的に聖書を深く学ぶことができます。

毎週土曜日に行われる安息日学校の時間には、聖書研究ガイドを用いて聖書を学んでいます。

日本国内での活動

アドベンチスト教会の日本における正式な活動は、1896(明治29)年、ヒルズバーグ大学の学長を辞し、来日したグレンジャー教授によって開始され、現在、100を超える教会と、1万5千人あまりの信徒がいます。

ちなみに、アドベンチスト教会は、異端としてよく挙げられるエホバの証人(ものみの塔)、モルモン教会、統一協会とは一切関係ありません。

世界での活動

アドベンチスト教会は、聖書を重んじるプロテスタントの複数教派のクリスチャンが集まって19世紀前半に北米で起こった再臨運動に端を発し、プロテスタントのメソジスト教会員だったエレン・G・ホワイトが中心になり、1863年に教会組織が発足しました。

現在、209の国々で活動しており、信徒数は2000万人を超えています。 特に、近年、識字率が上昇している中南米やアフリカでは信徒数が急速に拡大しています。

お気軽にお問い合わせください TEL 03-3402-1517

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