私たちが身体を大切にし、健康であるべき理由について、聖書のさまざまな箇所に見ることができます。

1.神は私たちを完全なものとして創造された

創世記 1章26~31節には、「われわれのかたちに、われわれにかたどって人を造り、これに海の魚と、空の鳥と、家畜と、地の全ての獣と、地の全ての這うものとを治めさせよう。神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された」とあります。

また、マタイによる福音書 5章48節に「それだから、あなたがたの天の父が完全であられるように、あなたがたも完全な者となりなさい。」とあり、神様の形にかたどって造られた私たち人間が、体に何の不調もなく神様が完全であられるように、健康な完全体になるように、と書かれています。

2.神からの教え

レビ記 11章2~3節に「地にある全ての獣のうち、あなたがたの食べることができる動物は次のとおりである。獣のうち、すべてひずめの分かれたもの、すなわち、ひずめの全く切れたもの、反芻するものは、これをたべることができる。」とあり、私たちを造られた神様は、何を食べない方が身体に良いのかを教えてくださっています。

その他、聖書には

・『蜜を多く食べるのは良くない』箴言25:27

・『あなたがたは脂肪と血とを一切食べてはならない』(レビ記 3章17節)などと書かれています。

さらに、妊娠女性にも具体的な指示を出しておられます。

サムソンが生まれる前に天使がマノアの妻に『あなたは身ごもって男の子を産むでしょう。それであなたはぶどう酒または濃い酒を飲んではなりません。また全て汚れた物を食べてはなりません。その子は生まれた時から死ぬ日まで神にささげられたナジル人です』(士師記 13章7節 )と、妊娠女性はお酒を飲まないように、と天使を遣わして言われました。

3.私たちは神の宮

『あなたがたは神の宮であって、神の御霊が自分の内に宿っていることを知らないのか。もし人が、神の宮を破壊するなら、神はその人を滅ぼすであろう。なぜなら、神の宮は聖なる物であり、そして、あなたがたはその宮なのだからである。』コリント人への第一の手紙 3章16、17節

私たちの体は神様の宮であるから、大切にしないといけない、と言われています。もし、あなたの家に天皇陛下が来られるということになったらどうでしょうか?もし、壊れているようなところがあれば修繕し、壁紙が古臭ければ、全部張り替えたりするかもしれません。子どもたちにも家を汚さないように注意したりすることでしょう。同じように、私たちは口から体内に入れるものをできるだけ気をつけるように言われているのです。

4.わたしたちは神のもの

『あなたがたは知らないのか。自分のからだは、神から受けて自分の内に宿っている聖霊の宮であって、あなたがたは、もはや自分自身のものではないのである。あなたがたは、代価を払って買い取られたのだ。それだから、自分のからだを持って、神の栄光をあらわしなさい。』コリント人への第一の手紙 6:19~20

3番目と通じるところがありますが、私たちは神様のもので、神様に自分の体を借りて住んでいるのだ、ということが言われています。他人の家に行ったら、自分の家ではないので、何をするにしても壊さないように、汚さないように、と気を使わないでしょうか?

同様にして、自分の体を気遣い、その体を持って周りの人から、「あなたはいつも若々しくてきれいね、肌がつやつやしてるね、風邪もひかずに元気そうだね~」と言ったような評価を受けることで、神様に栄光を帰すことができる、というのです。

5.神の栄光のため

『だから、飲むにも食べるにも、また何事をするにも、すべて神の栄光のためにすべきである。』(コリント人への第一の手紙 10章31節)

 み言葉にある通り、食べることも神様のためにすべき、と聖書に書かれています。

今後、菜食(の効能)について触れていきます。お楽しみに!

セブンスデーアドベンチスト東京中央教会 仲本桂子