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2008年5月 第258号                                         

     あたたかな愛

            SDA東京中央教会副牧師 茂木 加織

 4月より、東京中央教会に赴任させて頂きました茂木加織と申します。皆様、どうぞ宜しくお願い致します。この東京中央教会は、私にとって、個人的にもとても思い出深い教会です。この教会で神と出会い、この敦会で神に愛されていることを知り、この教会で神と共に歩ませていただくことの祝福を知りました。
 教会といっても、人が集まるための十字架のサインのある建物を思い出すのではなく、東京中央教会を思い出す時には、この場所に集っている人のあたたかさを思い出します。
 わたしたちは愛という言葉を思い浮かべる時、あたたかな感情と共にその言葉を思い浮かべると思います。
 人の愛の中で、多くの人が思い浮かべやすい愛というのは、母親の赤ちゃんに対する愛かもしれません。全く無力で外敵からも抵抗することもできない赤ちゃんが何の恐れもなしに、母親のあたたかい腕の中に包まれ、安らぐ光景にあたたかな愛を見出すのでしょう。
 神の愛との出会いを、この母親の腕の中に眠る赤ちゃんにたとえた人がいます。わたしたちが何をしたから神と出会うのではないというのです。すべてはすでに神の愛の腕の内にいるわたしたちをそこに見出すというのです。わたしたちが知る前から神の愛の内に生かされ、動かされていたというのです。
 それはちょうど、何も知らずとも、安心して母のあたたかい腕の中に眠りについていた赤ちゃんが目を覚ました時に、母の腕の中にいたことを知るかのように。「これはわたしの愛する子」という声は、イエス・キリストだけに語られている神の声ではなく、わたしたち一人一人にも語られている声なのです。
  「神はそのひとり子を賜わったほどに、この世を愛して下さった。それは御子を信じる者がひとりも滅びないで、永遠の命を得るためである(ヨハネによる福音書3章16節)」 わたしたちは、この愛の呼びかけを聞くために生まれました。そして、その愛の呼びかけを聞いて、自分のものとし、応える者として造られたのです。
  「これはわたしの愛する子」と、日々、語られている神の声を聞きつつ、愛の神を眺め、与えられている愛を至るところに発見しつつ、皆様と共に喜び、歩んで行きたいと望みます。




結婚しました


                加藤亜希子(旧姓:高橋)

 昨秋、マルタ共和国・メーリッハ市で婚姻手続きをし、加藤将人と結婚いたしました。ちょうど、重度の腰痛から歩行が困難になり、車椅子での生活となっていた頃でもあり、直前まで行けるのかどうか危ぶまれましたが、神様のお支えのもと無事に出発することができ、新婚旅行も兼ね10日間ほど滞在してきました。
 マルタは地中海の中央部、シチリア島の南約93kmに位置し、主要な島はマルタ島とゴゾ島、コミノ島の三つ。紺碧の地中海に浮かぶ小さな島々からなり、ヨーロッパとアフリカに挟まれるように位置する小さな国ながら、かつてヨハネ騎士団が築きあげた大規模な城塞国家であり、大変深い歴史を持っています。また、海岸線が変化に富むため、良港があり、地形は低い丘陵や台地が多いところです。
 教会の方たちにも、「どうしてマルタに?」と聞かれましたが、それは使途行伝28章にもあるように何より、パウロとゆかりの深い国ということ、また、マルタが現地の法律に基づき婚姻手続きを行うことのできる国の一つで、当国での婚姻が成立、そして日本でも法的効力を持つ(戸籍謄本にも記載される)からです。
 主人との出会いは、まさに神様のお導きだったと思います。なぜなら、出会ったその日からお互いに初めて会ったような気がせず、お付き含いを始めてからも‘家族”を感じていたからです。彼が、包み込んでくれるような大きな優しさのある、そして、何より信頼し安心して一緒にいられる、そんな人だったからかもしれません。婚約中、車椅子生活だった時も、嫌な顔ひとつせず、車椅子を押してどこにでも連れて行ってくれ、精神的にも辛く苦しい中にあった私を、心身共に支えてくれました。
 実は、はじめの頃は、あまり教会の話をしないようこしていました。敢えて、宗教や聖書の話をしないようにしていたのは、彼がいつか、自ら聖書に触れたいと思ってくれたら…という思いがあったからです。そんなとき、天沼教会での講演会に行く機会に恵まれ、メッセンジャーであった稲田勤先生のお話を伺い、主人が、「聖書を読んでみたい」と言い出したのです。ずっと祈り続けていたことではありましたが、その時の喜びと感動は、とても言葉には表せません。
 私の大好きな聖句に、伝道の書第3章1節〜15節があります。この度の結婚においても、また、神様と主人との結びつきにおいても、本当に「すべてのわざには時がある」ということを身をもって体感させていただきました。いまは家庭で、共に御言葉に触れ、共に賛美し、共に祈ることのできる幸せを噛み締めながら、毎日を過ごしております
 これからの長い人生、思いもよらぬ困難があるかもしれませんが、ふたりで祈りながら、そして、日々、神様に寄り頼みながら、歩んでいきたいと思っております。まだまだ未熟な私たちですが、今後ともご指導ご鞭撻くださいますよう、お願い申し上げます





 5月のスケジュール

5/3 (土) [説]長池 明夫牧師
        役員会、長老会
        聖書・各時代の希望輪読会
 /3 (土)〜10日(土) TICリバイバル週間
 /10(土) [説]アンディ・エスピノザ牧師(TICと合同)
        子ども野外礼拝、聖書・各時代の希望輪読会
 /17(土) [説]千先 勉教区長、理事会 
        聖書・各時代の希望輪読会
 /18(日)  クッキングスクール
 /24(土) [説]長池 明夫牧師、ハンドベル音楽礼拝
        聖書・各時代の希望輪読会
        小羊クラブ、TIC理事会
 /25(日)  子どもバイブルクラス(英語学校)
 /31(土)  [説]長池 明夫牧師
        聖書・各時代の希望輪読会
        TIC女性伝道指導者訓練




                                                                                                      






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