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2007年8月 第249号                                   

              献金の行き先
                        東京中央教会長老 弥永真生

  「なんでこんなにたくさんの種類の献金があるのだろう」と思われたことのある方は少なくないと思います。使途について、ご説明しましょう。
 まず、「什一」の使途は相当厳格で、直接伝道に携わる方々(典型的には牧師)の人件費にのみ用いることができ、他の目的への流用はほとんど許されておらず、全額が日本教団に送られ、さらに、その10%弱が世界総会(北アジア太平洋支部)こ送られています。
 安息日学校の時にする献金のうち、各教会(たとえば、東京中央教会)に残るのは「費用献金」だけです。したがって、小羊クラブを含む安息日学校(嬰児科、幼稚科、初等科、中等科および大人)のための費用は、「費用献金」のみでまかなわれるのが本来であり、費用献金が少ない時には、それに見合った支出に抑えるというのが健全です(東京中央教会の場合は、「費用献金」が少ないために、何年かに一度「教会費」から補充してきました)。
  「安息日学校献金」、「誕生日献金」および「13回献金」は、すべて世界伝道に用いられます(その一部が、世界総会から北アジア太平洋支部へ、北アジア太平洋支部から日本教団へと、補助金の形などで戻ってくることはあります)。「感謝献金」や「聖別献金」も世界伝道に用いられます。このように、SDA教会では、献金の行き先で最も多いのは世界総会です。これは、SDA教会がいかに世界伝道に力を入れてきたか、また入れているかを示すものだと思います(カトリック教会には及びませんが、プロテスタントの教派としては、最も多くの国で伝道しています)。
 なお、かつてと異なり、現在の「13回献金」は第13回目の安息日にささげられた安息日学校献金のことで、13回献金の袋に入れなくとも自動的に13回献金になります。13回献金の4分の1がその期の伝遺地に送られ、残額(4分の3)は他の12回の安息日学校献金と同様、世界伝道一般のために用いられます。
 献金袋でささげない礼拝献金のうちで、東京中央教会に残るのは、通常は、「教会費献金」のみです。教会の冷暖房や清掃費用その他の費用は、これと教会約束献金でまかなうのが原則ですが、この10年間は、費用の半分程度しかまかなえていない上、他の収入も大幅に減少したので、教会の資金はかなり減っています。もっとも、「建築約束献金」、「青年伝道約束献金」あるいは「英語学校約束献金」は東京中央敦会に残っています。
  「什一」を別にすれば、献金の行き先で案外少ないのは日本教団です。「放送約束献金」のほか、礼拝時にときどきささげる「教育献金」および「メディア伝道献金」、「福祉募全欧金」、さらに「元旦礼拝献金」は、教団が使い方を決めることができますが、それら以外で使える献金はあまりありません(もちろん、遺言などで献金などしてくださる方はおられます)。




感謝と喜びの日々



                                三宅光子 
 今朝私は、久しぶりに安息日学校で皆様の前に立たせていただいていることが、とても不思議なことのように思えます。なぜなら、ご存じのように、私は、一昨年の暮れ近くに、風邪がもとで肺炎になり、悠遠、東京医療センターに入院、その後、長い闘病生活に入ったからです。
 一時は、家族を呼ぶようにとお医者さんに告げられたほどでした。皆集まってきたそうですが、その頃のことについては、あまり記憶が定かでなく、はっきりしたことは何も覚えていません、ただ、長池先生に来ていただいてお祈りをしてほしい、お葬式は必ず東京中央教会でするようにと、しきりに娘に頼んでいたことは覚えております。,自分の行き先と、してほしいことを、早々と決めてしまったわけですが、お葬式のことは今日まで実行されていないことを感謝して、少し体験のお証しをさせて頂きます。

 入院当初の一番苦しく辛い時期を何とか乗り切ったあと、体力はすっかり弱り、手足はしびれて痛み、身体を勤かすのがとても困難な状態が続きました。そのため、リハビリテーション専門の病院に転院することになりました。
 担当の先生に初めてお会いしたとき、付き添ってきた娘は、「先生、母はクリスチャンで、礼拝に出席できるようになることを何よりも願っています。早く歩けるように訓練して下さい」とお願いしていました。健康であったときは、歩くのが「こわい」などとは思ってもみないしことでしたが、この頃は、独りで立つこと、足を運ぶことが不安でたまらず、恐ろしささえ感じていました。
 かなり長いこと訓練が続きまして、あるとき、コーチの先生が、私の手を取って、「立ってごらんなさい」と仰いました。ご`指示に従って、思い切って試み、立ち上がれたときには、何とも言われぬ幸せな思いに満たされました、そしてすぐに、頭の中には、聖書の中の、イエス様が多くの病人をお癒しになった光景が浮かんできました。

 発病以来、私は教会の皆様のお祈りによって支えられ、励まされ、慰められてまいりました。退院して初めて中央教会に出席したときの感動は、何と言って表現したらよいか分かりません。迎えてくださった兄弟姉妹のにこやかな笑顔。礼拝堂の席に腰掛けると、バイプオルガンのあの美しい調べとコワイヤーの方々の讃美の声が響く…。さながら天国にいるかのような気分で、神様のご臨在を心から感じて、嬉しさに涙があふれてまいりました。

 このたびの体験を通しまして、私は、それまで考えてもみなかったことを沢山学ぶことができました。また、多くの方々のお助けをいただきました。「奇跡的に治りましたね。良かったですね」と喜んで下さった東京医療センターの先生方、看護師さん、「よく頑張りましたね」とほめて下さったリハビリテーションのスタッフの方々、…私の健康の回復のために最善を尽くして下さった皆様に、改めて感謝申し上げます。
 苦しいときには悲しみの涙を流したこともありましたが、今はその何倍もの喜びをいただいていることを思いますと、神様の愛の中にあることを、とても幸いに思います。現在、ご近所の親しい方やヘルバーさんに助けられ、感謝の日々を送っていますが、私の教会に行く姿がとても楽しそうに見えるらしく、「教会に行くと元気になるのね」と、よく言われます、確かに、礼拝に出席して帰宅すると、もうすっかり健康が回復したと思えるほど、平和な楽しい思いに満たされます。本当に感謝です。

(6月16日、安息日学校での証を再録させて頂きました。編集部)






原宿彩彩


●感嘆と感動と−“飛び入りサン”も出た聖書暗唱大会(6.30 集会室)
 6月最終安息日午後、8名の方々が鍛錬の見事な成果を披露して下さいました。今回は出場者の平均年齢がぐんと下がって、大人一同顔ほころばせて感心するシーンに始まり、お馴染み辻野康弘さんの計4章一気暗唱という迫力の朗詠で幕を閉じる、祝福に満ちた得難いひとときとなりました。“お兄ちゃん”“お姉ちゃん”のすばらしい暗唱に刺激されたか、ウォーターズ真希ちゃんが「私も!」と、飛び入り参加、「創世記」冒頭をやってくれました!
☆出場者(登壇順) 新井宇宙−コロサイ4:6(日本語・英語)/村崎遥香−詩篇23篇(英語)/遠藤哲也−列王記上17:1〜18 : 16 (英語)/樋口恵美子−詩篇23篇(英語)/伊藤博信−ヨナ4(英語)/林台圭−マタイ27:1〜57(日本語・英語)/今勝−詩篇91篇(日本語)/辻野康弘−ヤコブ1,2,3,5 (日本語)


●追悼会のお知らせ
 今年も、信徒伝道会と聖歌隊の共同企画による追悼会を8月11(第二安息日に計画しています。去年のモーツアルトに続き、今年はフォーレのレクイエム(1887年作品)を演奏します。フォーレは、通常の葬儀に用いられるレクイエムの式文に含まれる「怒りの日」を用いず、作品の最後を「楽園にて」(本来埋葬の時に用いられる式文)をもって結んでいることからも分かるように、死を、苦しいもの、恐ろしいものとしてとらえず、むしろ約束された平安と天国へのあこがれを表現しようとしているようです。特に「ヨハネの黙示録」の大雨の描写を音楽にしていると思われるところが随所にあり、大変興味深い作品です。この名曲を通して、復活を信じる信仰をもう一度確認する機会となることを願っています。                       (及川 律)


●山手締一周オーバーナイトハイク(7.21〜22)
 原宿パスファインダークラブの恒例行事、『山手線オールーナイトハイク』が今年も実施されました。最年長は、60歳台、最年少は6歳の総勢15人で、午後6時に原宿を出発。いつもより平均年齢が高いせいか、かなりのハイベース。約17kmほど歩いた上野で、最年長最年少の2人はリタイヤ。でもとても頑張りました。夜中の3時頃に、これも恒例となった小野上さん親子の差し入れに元気をもらって、最後の踏ん張り! 先頭は4時半頃、最終グループは5時20分頃到着。その直後、バケツをひっくりかえしたような大雨! 守られたオーバーナイトハイクでした。                        (C.W.)





Summer・Select Shot


講演「化石は激変を語っている」(7.7 集会室)
北アジア太平洋支部・地球科学研究所所長、チョング・チエイ博士(通訳:錦糸町集会所キム・ヨンフン牧師)





ぽえむ     
   
パブテスマ
 続き虹呼ぶ頃となり

せみしぐれ
 五合目に聞く清瀬富士

受信して
 浴衣(ゆかた)の乙女立ちどまり
                (保夫)




…金城聡子さん・田口智子さん・門馬暁子さん・馬場香世さん・根上鈴子さん・深谷篤さん(受浸順)…
バプテスマおめでとう(7/14)


 7月第二安息日、上記6名の若人が受浸、教会は大きな喜びにつつまれました。司式は、千先勉先生が金城さんを、長池明夫先生が他の5人の方を、それぞれ受け持ってなされました。今回の慶事は、「家族伝道」の成果に加えて、青年会や音楽を中心にした交わりの賜だという声しきりです、午後の祝賀会は、ご家族や知人友人が大勢参加され、大いに盛り上がりました。なお、この日は、ADRAや英語学校で多大な働きを続けてこられた林徹郎さんご夫妻の送別会も併せて行われました.。(バプテスマの証は次号以降で特集の予定です)





8月のスケジュール


8/4(土)   [説]今 勝長老
        役員会
 /5(日)〜9(木) PFCキャンブ(北海道)
 /11(土)  [説]長池 明夫牧師
        聖歌隊とオーケストラによるレクイエム演奏会
        追悼会
 /12(日)〜25(土) 英語学校夏休み
 /18(土)  [説]長池 明夫牧師
 /25(土)  [説]長池 明夫牧師
        小羊クラブ





ED園(エデン)だより

 夏生まれなので、夏が大好き! 俄然やる気が湧いてきます。やる気だけで欲張り過ぎてしまい、へとへとになるよりは、少々控えた方がいい歳かなと思い始めていましたが…。十数年ぶりのオーバーナイトハイクに参加、そして完歩! 意外に疲れを引きずらず、翌日から元気。「まだまだ、やれるな♪」と自信を取り戻した夏の始まりでした。                                                                                 
                                    (C.W.)

                                                                                                      


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